さめはだ舞子です。
わたしはブログやイラスト販売など、趣味の延長線でちょっとした副収入があります。
年間で換算すると数十万円ほどになり、確定申告をして「納税」をしなければなりません。
ということで、思い切って副業のお仕事で開業しました!
副業の仕事で開業って実際にどうすればいいのでしょうか?
結論からいうと、管轄の税務署に「開業届」を提出するだけ!
これだけで開業の手続きが完了しちゃいます。でも…
「開業届」ってなんだか難しそう…
この記事では、開業届作成ツール『開業Freee』をメインに、副業での開業届のつくり方をお伝えします。
もくじ
副業で開業するということ
副業で開業するということは、「本業(会社員)としての自分」と「個人事業主としての自分」が存在することになります。
わたしの場合だと、「会社員としての自分」と「ブロガー・イラストレーターとしての自分」があり、開業届は後者のための届け出になります。
副業で開業するメリット
- 青色申告ができるので所得税の控除を受けやすくなる
- 活動にかかったお金を経費として計上できる
- 屋号を使用した銀行口座が開設できる
副業で開業をする最大のメリットは「青色申告」ができることです。副業で収入があると毎年3月に「確定申告」が必要になります。
この申告で納めるべき税金の金額が決定されるわけですが…青色申告ができると控除額が大きいため節税 をすることができます。
青色申告をしていると、活動にかかったお金を「経費」として計上することも可能 になります。
さらに、開業届で「屋号」をつけていれば、銀行によっては屋号名義での口座をつくることができます。
副業で開業するデメリット
- 収支の記録をしっかりとつけておかなければならい
- 会社を退職したときに「失業手当」がもらえない
青色申告をするためには収入や支出などをきちんと管理しておく必要があります。
会計Freee や 弥生会計オンライン
などを使って毎月どんな収入・支出がどれだけあるかを記録しておきましょう。
また、開業=自分で事業を行っているということなので、本業の会社を退職したとしても「失業」には該当せず、手当が支給されません。
副業の開業届に「開業freee」をおすすめする理由
わたしは『開業Freee』を使用して開業届を作成しました。
開業Freeeは 開業届の作成に特化したオンラインツール です。
実際に使ってみて「強み」だと感じたのは以下のような特徴です。
- シンプルな画面で操作しやすい
- 無料で使える
- メールアドレスとパスワードの設定で即利用できる
- 質問に答えるだけで開業届が完成する
- 郵送提出のための宛名も自動作成
- その他の特徴を公式サイトで見る >>
特に「無料で使える」「即利用できる」「質問に答えるだけ」といった点が嬉しかったです。

実際の開業Freeeの画面。シンプルな質問に答えるだけで開業届が自動作成されます。
役所への提出書類って 書いてあることが難しくて理解できない ことがあったりしますよね…。
手書き派でも正確に模写できる

ところで、この記事を読んでいる人の中には「書類は手書きで記入したい」といった方もいるのではないでしょうか。
先日行ったSNSでのアンケートで、開業届を出した人の半数以上が
手書き派 だということが分かりました!!
私わりと申告書類は手書きでつくるのが好きなんですが…
例えば、フリーランスまたは
複業ワーカーのみなさん、『開業届』の作成は
✔️デジタル
✔️手書きどちらで作成しましたか✍️??
— さめはだマイケル (@samehada_maiko2) August 16, 2019
大切な書類はデジタルに頼らず、自分の手で書きたい!
実はわたしも手書き派ですが、開業Freeeが便利すぎて、
- 開業Freeeで作成
- 開業Freeeでつくった開業届を見て、手書きで模写
- 手書きの開業届を提出
といった流れで提出しました。
自分自身で調べながらだと、迷ってしまう部分や記入漏れが出てきてしまったりすることがあります。
開業Freeeで正確な開業届をつくってから、それをそのまま書き写す ことがおすすめです!
- どこを記入すればいいのかが明確に分かる(記入漏れを防ぐ)
- 開業Freeeで出来上がったデータを「模写するだけ」
- 必要書類の提出漏れが防げる
実際にこの方法で不備なく1発で受理されました。
迷いやすい部分で分かりやすく選択できる
副業の開業は、納税地や職業欄など「どう書けばいいの?」とつまづきやすいポイントがいくつかあります。
開業Freeeではそれぞれの項目に対する質問が誰でも答えやすいように設定されています。
実際に「分かりやすくて助かった!」と思ったポイントを以下にあげてみます。
「納税地」と「納税地以外の住所」

開業届には住所の欄が2つ存在する
まず一番初めに迷いやすいポイントが「納税地」と「納税地以外の住所地・事業所」の部分。
納税地 | 納税地以外の住所地 |
---|---|
原則として住民票が置かれている自宅住所など。ここで書いた住所で管轄の税務署が決まる。 | 事務所やバーチャルオフィスの住所がある場合に記入。経費として計上したい場合は申請しておいた方が良い。 |
個人事業主であれば納税地の場所は基本的に「住民票が置かれている自宅住所」と考えて大丈夫です。
納税地の住所で管轄の税務署が決まります。
一方、自宅住所以外での仕事場がある方は「納税地以外の住所地」も記載しましょう。
自宅以外の場所に事務所を構えていたり、バーチャルオフィスを契約して登記可能な住所を持っている方などが当てはまりますよ。

開業Freeeでは、「どこで仕事をしますか?していますか?」 という質問があり、この回答によって住所の記入欄が1つなのか2つなのかが決まります。
選択肢もシンプルなので迷わず選ぶことができました!
賃貸住宅(アパートなど)が住所地になっている場合、その賃貸住宅が「開業可能か」を確認しましょう。大家さんとの契約によって開業NGのところもあったりします。
※参照:個人事業主やフリーランスが自宅を事務所として申請するときに絶対注意すべきこと
「職業欄」と「事業の概要」

…どういう職業をしているのか、する予定なのか

…あなたが行っている、または行おうとしている職業の詳細
開業にあたり、あなたがどんなことで開業をするのかを提示する項目にです。
副業として開業する場合やフリーランスの場合などでも、自身の活動に合った職業を記載する必要があります。
開業Freeeでは、主な仕事の種類や概要が選択肢としてある ため、当てはまるものを選ぶだけでOK。
選択肢に自身の職業がない場合は「自由記入」を選んで打ち込みましょう!

「職業欄」「事業の概要欄」の書き方に迷ったら、こちらの記事を参考にしてくださいね↓
「開業・廃業に伴う届出書の提出の有無」

個人事業主として開業すると、大きく関わってくるのが『確定申告』です。
副業として開業した場合、確定申告は「白色申告」「青色申告」のどちらかでの申告となります。
自分がどちらの申告がいいのか判断に迷いますよね。
開業Freeeには、想定される月収から自動的におすすめの申告方法を提案してくれる システムが組み込まれています。

ここでの選択が開業届の「開業・廃業に伴う届出書の提出の有無」に反映されます。
また、青色申告をするために必要な『所得税の青色申告承認申請書』も自動的に作成されますので、開業届と一緒に提出しましょう。
開業freeeで副業の開業届を作成したらあとは提出するだけ!
質問に答えて出来上がった『開業届』や『所得税の青色申告承認申請書』は、自宅のプリンターやコンビニで印刷をしましょう。最後に、
- マイナンバーの番号を記入
- 必要部分にハンコを押す
これで完成です!あとは管轄の税務署に提出するだけです!
郵送で提出したい方のために、管轄の税務署の住所が記載された宛名シートも自動作成されますので、封筒に貼り付けて郵送すればOK。

副業の開業届|まとめ
副業の仕事で開業するのはメリットが多いです。とくに「節税」を考えると、早めに開業しておいた方がお得ですよね。
『開業Freee』を使えば、
- 質問に答える
- 印刷する
- 提出
の3ステップで簡単に開業の手続きをすることができちゃいます。
開業を考えている方はこのオンラインツールをぜひ活用してみてくださいね。
開業Freeeで迷わず作成

質問に答えていくだけで開業届が完成します。自分はどの部分を記入すればいいのか?という部分で迷う必要もありません。紙と違って提出前の訂正も簡単。特にフリーランスの方に人気の開業届作成サービスです。