開業届|「職業欄」「事業の概要」の書き方 | フリーランスなど個人事業主のみなさんへ

個人事業主の開業届「職業欄」「事業の概要」の書き方 ブログ運営

さめはだ舞子です。平成最後の1月1日付で個人事業主として開業しました!

個人事業主として開業する際に必要になるのが『開業届』ですが・・・

「職業欄」何を記入したらいいのか迷っていませんか?

わたしはfreeeの開業システムをもとに書類を作成しました。しかし、

  1. 職業欄
  2. 事業の概要

これらの記入項目にかなり頭を悩ませました。

さめはだ
イラストも描いてるし、ブログもやってるし…自分の職業がわからない!

  • 色んな業種の仕事をしているときの職業欄は?
  • ブロガーってなんて書けばいい?
  • フリーランスの職業はフリーランスでいいの?

結論から言うと、開業届の職業欄はそれほど重要ではありません

確定申告の際の職業欄がしっかりしていればOKという感じです。

今回はこれらの疑問について、税務署の方に問い合わせた結果SNSでのアンケート結果を踏まえてお伝えします。

 

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開業届| 職業欄の大前提

そもそも開業届や確定申告の「職業欄」は事業税の課税対象になるかどうかを判断するために設けられている項目です。

事業税とは、地方税の一つで、都道府県に対して納付するもの。事業で得た所得について、国に納める税金が所得税なのに対して、都道府県に納めるのが事業税と住民税です。ただし、事業税では対象となる業種が絞られていたり、控除額が所得税と異なっていたりします。

引用元:『個人事業主にかかる事業税とは


事業税はすべての職業にかかるわけではなく、対象の職業が決まっています(税率は各自治体によって異なります)

そのため、とくに確定申告の職業欄に不明確な職業やウソの職業を記載していると、税務署などから個別に連絡がきて事業の詳細を問われることがあります。

なお、個人事業税が発生するのは年間290万円以上の所得がある場合のみになりますので、開業1年目で290万円までの見込みがない場合は神経質になる必要はありません。

 

開業届| フリーランス・ブロガー・アフィリエイターなどの職業例

「フリーランス」「兼業」は職種ではありません。

フリーランスという言葉はあくまで働き方の形態を指しているため、職業欄には「フリーランスのどの職種か」を記載する必要があります。

  • ライティング(外注先として執筆):
    文筆業ライター業など
  • ブログ運営(自分でメディアを運営):
    文筆業WEBサイト運営業など
  • アフィリエイト
    広告業インターネット事業WEBサイト運営業など

事業税がかからないとされている「文筆業」でも、活動形態によって税金がかかる場合もあります

たとえば、小説家として活動しているのか・外注先としてライティングしているのか。

各自治体で判断が異なるため不安な方は管轄の税務署に問い合わせましょう。

さめはだ
といっても年間290万円以下の人には関係ありません!

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開業届| 複数の職業がある場合は収入がメインの職業を書く

フリーランスの方など、収入頭が1つではないケースは多いです。

例えば、わたしの場合…

  • ブログ運営(アドセンス・アフィリエイト含)
  • ライティング業
  • イラスト販売

このように収入源がいくつかあります。

管轄の税務署からは、

税務署
基本的には“メイン収入”となる職業を1つ書けば大丈夫です

という返答をいただきました。

収入源が複数ある場合はどの収入が多いか(多くなる予定か)を判断し、その活動に基づいて職業を決めるのが良さそうですね。

なお、開業届の職業欄にメインの職業しか記載しなかった場合でも、確定申告の際に記載する職業欄はすべての職業を書くことが望ましいということ。

「どの業種の収入がいくら」という内訳を照会して、税率を判断するためだそうです。

開業届| 職業欄に複数の職業すべてを記載しなければいけない場合

メイン収入がある場合はその職業を書けばいいと記載しましたが、例外があります。

それは、どの職業も同じくらいの収入であったり、「メインはこれ!」という特出した職業がない場合です。

税務署
どの職業も同じくらいの収入がある場合は、すべての職業を記載してください

職業欄に迷ったら、とりあえず「すべての職種」を書いておけば間違いはないということですね。

 

開業届| 職業欄の書き方例

では実際、フリーランスや兼業の方はどのように「職業欄」「事業の概要」を書いているのでしょうか。

SNSを利用してアンケートをとりました。その中からいくつかピックアップして紹介します。

今回アンケートで記入してもらったのは、

  1. 実際の活動内容
  2. 「職業欄」に記載した内容
  3. 「事業の概要」に記載した内容

以上3つの項目です。

 

【1】活動内容が1つの職業の場合

質問回答
活動内容ライティング
職業欄文筆業
事業の概要ウェブサイトやカタログ、広告などの文章の作成など
40代男性
事業税がかからない項目にしました。 各自治体(所轄税務署)によって違ったと思います。

 

【2】活動内容が複数あり、メインの職業のみ記載した場合

質問回答
活動内容ブログ、アフィリエイト、デザイン、写真、イラスト
職業欄デザイナー
事業の概要商品のデザイン、イラスト販売、インターネットビジネス
30代女性
開業届は税務署で職員さんに聞きながら書きました。事業内容で事業税の税率が変わるのですがそういうのは教えてくれませんでした。先に知っておくと良いですよね。

 

【3】活動内容が複数あり、すべての職業を記載した場合

質問回答
活動内容ブログ、ライティング、イラスト
職業欄WEBサイト運営、ライター、イラストレーター
事業の概要Webサイト運営、商品紹介記事作成、イラスト、図解イラスト、絵本の挿絵
20代女性
私は職業訓練校卒業後、就活をしてましたがなかなか決まらず……いきおいで開業しました。開業freeeを使用してサクッと開業届を作成しました。

アンケートで回答していただいた方のほとんどが、この3つのパターンのどれかに当てはまっていました。

職業欄の考え方まとめ
  1. 活動内容が1つ
    →その活動内容にあった職業
  2. 活動内容が複数(メイン収入がある)
    →メイン収入の職業
  3. 活動内容が複数(どれも同じくらい)
    →すべての職業
自身の活動内容と収入バランスを見て決定すると良いですね。


質問回答
活動内容画家・執筆業
職業欄覚えていません
事業の概要ブログ、アフィリエイト、イラスト
質問回答
活動内容ブログ、アフィリエイト、ライティング、イラスト
職業欄文筆業
事業の概要無記入
質問回答
活動内容アフィリエイト、占い
職業欄広告業
事業の概要ウェブ上に広告を貼り収入を得る
質問回答
活動内容ライティング
職業欄文筆業
事業の概要WEBメディアでの記事執筆
質問回答
活動内容ブログ、アフィリエイト、ライティング、写真
職業欄文筆業
事業の概要Webメディアの記事の執筆、およびそれに付随する業務
質問回答
活動内容製造
職業欄製造業
事業の概要木箱梱包業
アンケートのご協力ありがとうございました…!!

 

開業届| 職業欄はあとから変更できる?

開業届に記載した職業欄に変更があった場合はどうすればよいのでしょうか?

開業したばかりの活動内容と開業後の活動内容やメイン収入が変わることは大いに考えられます。

税務署
職業に変更があっても特に申請する必要はありません
税務署
ただし、確定申告のときに書く職業欄には「収入があるすべての」職業を書く必要があります

 

やはり、「開業届」の職業欄より、「確定申告」の職業欄の方が重要なんですね。

何度も『確定申告の書類がしっかりしていればOKです』と言われました(笑)

 

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開業届| 職業欄まとめ

開業届の職業欄は、個人事業税の課税対象になるかどうかを判断するための項目です。

しかし、確定申告に出す書類の職業欄がしっかりしていれば問題ないので、開業届についてはさほど神経質になる必要はありません。

フリーランスの場合は「フリーランス」ではなく、活動内容に基づいた職業を記載するようにしましょう。

職業欄の考え方まとめ
  1. 活動内容が1つ
    →その活動内容にあった職業
  2. 活動内容が複数(メイン収入がある)
    →メイン収入の職業
  3. 活動内容が複数(どれも同じくらい)
    →すべての職業
開業届で提出した職業に変更があっても、申請は必要ありません。

確定申告時に収入のあるすべての活動内容(それに基づく職業)を報告しましょう!

開業Freeeで迷わず作成

開業届の職業欄の書き方

質問に答えていくだけで開業届が完成します。自分はどの部分を記入すればいいのか?という部分で迷う必要もありません。紙と違って提出前の訂正も簡単。特にフリーランスの方に人気の開業届作成サービスです。

以上、「開業届の職業欄・事業の概要の書き方」でした!

この記事は県税務署・管轄税務署に確認を取りながら執筆しましたが、各自治体によって考え方がちがう場合もありますので、より正確な情報が知りたい方は管轄税務署にお問い合わせください。 

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