「人に役立つツイートしなきゃ…」で疲れてない?Twitterの運用にモヤモヤしている方へ

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「人に役立つツイートしなきゃ…」「日常ツイートしたら嫌われる…」「ターゲット層に合ったツイート考えなきゃ…」Twitterをするのに疲れてませんか?

 

Twitterでよく見る「フォロワーを増やすためにやること」という記事やツイート。わたしもとても参考にしています。

 

しかし、ここに書いてあること全部をやろうとして、Twitterで発信することの面白さを感じられなくなってしまっている方を見かけるようになってきました。

 

逆に、本人は楽しんでいるのですが「役立ちツイート」ばかりをしていて、それを読むフォロワーとの距離が離れてしまっているような方もいます。

 

『情報収集家のフォロワー』を増やしたいのか、『ファン』を増やしたいのか。この記事は、フォロワーが1000人以下でTwitterの運用に迷っている、疑問を感じている方に読んでいただきたいです。

 

▼『発信力』を身につけたい!と思っている方はこちらの記事へ

『発信力』は夢への一歩!発信力向上合宿で学んだ6つのこと

2018.06.01

 

有名人でもない人の「どうでもいいツイート」に価値はないが「余白のデザイン」は重要

よく言われるのが「有名人でもない人のどうでもいいツイートは意味がない」というような内容。これは分かりますよね。

 

でも、有名人でもない人の「お役立ちツイート」も価値があるとは一概には言えないと感じます。

 

なぜなら、多くの方がその人のことを“まだ信用できてない”から。

 

いくらプロフィールに良い実績が書いてあったって、その人の「人柄」や「行動」が見えないと、機械的に思えてしまう

 

“それっぽい”ツイートばかりを投稿しているアカウントは、なんか無機質で「bot」や「教科書」を眺めている感覚…。

 

 

これが何千人のフォロワーがいるような有名人であれば、フォロワーがその「信用度」を示してくれますが、数百人しかフォロワーがいないうちは難しいですよね。

 

もちろん、狙ったツイートばかりしているけど、フォロワーがどんどん増えている方もいるはずです。

 

でもそういった方って、たまに日頃の風景写真をアップしていたり、Youtubeで動画をあげていたり、Voicyで声を配信していたり…「あ、この人生きているんだな」っていうのが感じられる。

 

つまり「余白のデザイン」を上手にやっているんです。

 

当たり前のことですが、これってネット越しのコミュニティでは結構重要なポイントだと考えています。

 

「お役立ちツイート」だけが価値ではない。「共感」はいろいろなところに転がっている

「プロフィール記事(欄)には共感してもらえるようなポイントを書こう」なんて聞きますよね。これはツイートの内容にも当てはまります。ツイートはリアルタイムなプロフィールです。

 

人によって「共感」ポイントは違います。

さめはだ
ブログでなかなかアクセスが伸びない(涙)

 

というような投稿に共感してくれる人もいるでしょうし、

 

さめはだ
誕生日はクリスマスと同じなのでプレゼントはまとめてしか貰えません!

 

という、とても個人的な内容に共感してくれる人もいます。個人的な日常のツイートにも「共感」ポイントはあるんです。

 

だから、日常のどうでもいいような内容を発信してはいけない、なんてことは絶対に無くて、むしろフォロワーが少ない状態であれば「距離感で共感を得る」ことも戦略の一つではないでしょうか。

 

多くの方は無意識にこれをやっているような気がします。たまにありませんか?「え、なんでこのツイートに『いいね』してくれるの?」というようなこと。

 

狙わなくても色んなところに「共感」ポイントは落ちているんです。(もちろん、必ずしも『いいね=共感』というわけではありませんが)

 

「共感」を得ようとしすぎて「共感」できない内容になってしまっているかもしれない

フォロワーが少ない段階で“狙ったツイート”ばかりをしていると、フォロワーとの「距離感」という部分で逆に共感してもらえなくなる可能性があります

 

今この記事を読んでいる方はTwitterの戦略に興味があるとか、ブログの運営をしているといった方だと思いますが、そうするとあなたのフォロワーも同じような方が多いのではないでしょうか。

 

そうでなくても情報が簡単に手に入る時代です。あなたと同様に、あなたのフォロワーも「Twitterの戦略情報は知っている」可能性が高いです。

 

 

あなたの戦略は「見透かされている」ということです

 

ちょっと話が逸れますが、有名ブロガーのかん吉さんが自身の著書で「ブログの収益報告」について以下のように言及していました。

 

お金が目的であることが見えると、人々のモチベーションは一気に下ってしまうのです。

他人を儲けさせて良い気持ちになる人はいません。

 

 

ここにリンクを貼りましたが、これを読んでいるブロガーやアフィリエイターの多くはクリックしないはずです。このリンクをクリックすれば、わたしにどんな利益があるかを分かっているからです。

 

Twitter戦略もこれと似たようなことが起きているように感じます。“狙ったツイートばかり”では逆効果になっているかもしれません。

 

『情報収集家』を増やしたいのか、『ファン』を増やしたいのか、『友達』を増やしたいのか

Twitterは情報収集ツールなので交流はいらないという意見もありますが、交流を大切にしていたり、「ありのままの自分」を発信することは決して無駄なことではありません。

 

「距離感という共感」を大切にしたい。

 

ビジネス的な戦略をしているにも関わらず、Youtuberにファンが付きやすいのは「その人」がきちんと視聴者に伝わっているからです。

 

フォロワー3万人超えのえとみほさんは以上のようなことを呟いています。

 

「あなたの姿を発信すること」を考えずにターゲットへの役立ち情報を提供し続けたいなら、そのジャンルの『情報収集家』が集まってきます。悪いことではありません。

 

ただし、フォロワーが多い=ファンが多いとは限りません

 

フォロワーが1万人以上いる有名人ブロガーのクロネさんはこのようなことを言っています。このツイートにはとても考えさせられることがありました。

 

わたしも色々な方をフォローしていますが、イメージはこんな感じです。※「友達」という言葉を使用していますが相互フォローという意味ではなく、「ファン寄りだけどもう少し距離感が近い」ことを表しています。

 

 

ファン「役に立つ>共感できる>距離感が近い」
友達「距離感が近い>共感できる>役に立つ」

 

といった印象でフォローしています。また、自分からフォローを外しやすいのは、

 

情報収集としてフォローファンとしてフォロー友達

 

そして、なにかあった時に「支援したいと思う」のは、友達・ファンとしてフォローしている人です。

 

長期的に見たら、『ファン』と『友達』フォロワーは大切な存在になるに違いありません。

 

「人に役立つツイートしなきゃ…」「日常ツイートしたら嫌われる…」と焦っている人に言いたいのは、「お役立ち情報や戦略的なツイートだけならロボットだってできるんだ!あなたの「姿」を見せてほしい!」ということです。

 

もちろん、日常ツイートばっかりでフォロワーが増えるかと言えばそうではないと思いますが、「発信することを楽しめなくなる」のは一番意味がないです。

 

「有名人でもない人のどうでもいいツイートは意味がない」は有名人の言葉

「あなたのどうでもいいツイート見てて楽しいよ!」「身近なところで共感できる!」という気持ち、自分の数少ないフォロワーさんやフォローしている人の間でありませんか?

 

何万人もフォロワーがいるような方々からしてみれば、我々のような小さな日常のツイートなんてそれは全くどうでもいい話です。

 

わたしはRADWIMPSのファンですが、野田洋次郎さんがわたしの日常ツイートに反応なんてしてくれるわけがありません。

 

でも、あなたはまだ武道館に行けるような大物アーティストじゃないですよね?駅前でストリートライブをしているような状態ですよね?

 

数少ないファンや自分と同じ仲間・友達…これらの人との繋がりや親近感がとても大切なはずです。ここからがスタートです。CDが売れることだけを目指して自分の感情に無い歌を歌って「音楽活動をすること自体が嫌になる」。これでは本末転倒です。

 

 

何度も言いますが、あなたの姿が見えるツイートは「距離感という共感」を得られます

 

最初はそこからスタートして、自分の力がついてきたら「お役たち情報」や「共感を狙ったツイート」を“意識して”発信していく機会を増やしていくのはいかがでしょうか。

 

あなたが有名人のフォロワーばかりを増やしたいと思うのであれば日常のことなんて呟く暇もないでしょう。でもそうでない人はまずは小さな共感から徐々にステップアップしてみましょう。

 

 

ノウハウばかりに気を取られると失敗する

有名な方って記事にしているようなノウハウ以外の部分でちゃんと人間性が見えるんですよね。ノウハウばかりに気を取られてしまって、そこに気づけない。昔のわたしはこれで失敗しました。

 

有名人の方のありがたいノウハウ情報を「勘違いして受け取っている」人もいるということです。これはなかなか本人は気づきにくいです。

インフルエンサーとして有名なモテクリエイターの菅本裕子さん(@yukos_kawaii)ですら、

 

影響力=フォロワーの数ではない。

 

また、プロ無職るってぃさん(@rutty07z )も

 

発信力がついたから、自然とフォロワーが増えた。
本質を見失ってはいけない。

 

といったことを言っています。

 

皆さんからのいただいた感想


 

 

Twitterの運用にモヤモヤしている方は一旦難しいことは考えずにリセットしてみるのも良いかもしれませんね。

 

以上、「「人に役立つツイートしなきゃ…」で疲れてない?Twitterの運用にモヤモヤしている方へ」でした。お読みいただきありがとうございました。

 

いろいろな意見はあると思いますが、誰か『一人にでも』届いてくれたら嬉しいです。

 

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2018.06.01